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日本の上位1%のエリートが社会の出来事をわかりやすく解説

なぜ男は相手の気持ちを察することが苦手なのか?その3つの理由を解説

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男女の性格の差や得手不得手はありそうに思えるけれど、実際に科学的に証明されたわけではなく、単なる印象論でしかないかもしれない。でもやっぱりありそう!と思ってしまうのは何故か、この記事でわかりやすく解説してみましょう。

そもそも、同性の気持ちは異性よりも察しやすい

上の記事を書いた人が男性か女性かわかりませんが、そもそも異性よりも同性の気持ちの方が察しやすいのは誰もが感じるところ。なぜかというと、単純に境遇が似ているから。境遇が似ているほど、相手がどんな感情でいるのかは察しやすくなる。自分が同じ立場の時にどう思うのかを参考にすることができるから。

ということで、男性は男性同士。女性は女性同士の方がお互いを気遣いしやすくなります。今では死語になりかけている飲み二ケーションがそうだし、女子会もそう。同性同士で盛り上がれるのは、コミュニケーションの中ではわりかし簡単なのです。

異性の気持ちを察する能力は男性と女性どちらが高いのか

逆に言えば、異性の気持ちは察しづらいもの。異性の気持ちを察する能力は、男性と女性どちらが高いのでしょうか。これは一昔前なら女性の方が高かったでしょう。男尊女卑社会では、家庭内でも妻は夫を気遣い、立てて、尽くすことが美徳だった。ホステス役を対等な関係でも引き受けていたわけです。もちろんその代わりに男は男社会の中で気遣い精神をすり減らして稼いできていたわけですが。

また、実際は家庭内でも妻の方が上ということも多かったでしょうが。どちらにしろ、社会では女性はお茶くみに象徴されるように、男性のサポート役だったわけです。

ただし、今の20代30代ではそういう風潮は随分となくなったでしょう。男女平等な関係では、どちらかがどちらかを一方的に察さなければいけない状況はなくなる。

先天的には男女差よりも個人差の方が大きい

つまり、後天的な環境によって察する能力は伸びていきます。ということは、ほとんどのジェンダーの話題と同じように、男女差よりも個人差の方が大きいのではないかと思います。ただし、人の気持ちを察するのが苦手とされる発達障害のある比率は男の方が有意に高いことがわかっています。

恋愛関係において、相手の気持ちを察する必要があるのは男

恋愛関係においては、外見的魅力は女性の方が基本的に上なので、男は行為でその差を埋め合わせる必要があります。つまり、相手の気持ちを察し、喜ばせる必要がある。男はもっと即物的に女性を求めます。デートの予定を考えたり、プレゼントを考えたりするのは男という意識はまだまだ根強い。結果として、相手に求める察する能力のハードルは女性よりも男性の方が高くなります。男の方がハードモードなんですね。

試しに女性に、男を喜ばすデートやプレゼントを考えてもらうといいでしょう。多くの場合的外れになると思います。そう、お互い様なのです。

だけれど、現実としては女性が男性に求める察する能力のハードルの方が、男性が女性に求める察する能力のハードルよりも高い。そのハードルはおそらく同性同士のレベルを求めているのでしょう。つまり、女性同士のレベルで察することができれば、男性は女性にモテるようになります。

まとめ

これまでの解説をまとめると、以下のようになります。

・男女共に異性の気持ちを察するのは同性に対してよりも苦手

・男尊女卑社会では社会的地位の低い女性の方が察さなければいけない場面が多い

・恋愛関係において、女性の方が異性に求める察する能力のハードルが高い

 

人を察する能力は、才能以上に努力で伸びていくもの。地道にコツコツ相手への気遣いを身につけていけたらいいなーと思います。